コンピュータ間通信を行うには、コンピュータ同士が会話をするための「取決め」や「ルール」が必要となります。
しかし、各事業者間でそれぞれ独自に「取決め」等を作っていくと、不都合が生じます。
身近にあるATMが、設置した銀行だけでしか使えなかったり、旅行センターで特定の航空会社のチケットしか予約できないとしたら、あまり便利なものとは言えません。
ある銀行のATMを使って他の銀行口座のお金を引き下ろせたり、他の銀行へ振込みをできるのは、それらの銀行間でコンピュータ同士の情報交換の方法について共通の取決めがなされているからです。
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