第9回輸出に取り組む優良事業者表彰

趣旨

農林水産物・食品の発展に向け、輸出向けの生産を増加させていくことは、農業・食品産業の持続的な成長を確保し、農業の生産基盤を維持していく上で重要です。「フラッグシップ輸出産地(輸出拡大の意欲のある産地)」「現地での加工・販売」、「現地での物流構築」、「ライセンス生産」、「輸出可能品目の拡大」、「新たなジャンル(健康食品、中食)の開発、」、「輸出ロットの拡大等による価格競争力の強化」、「新市場の開拓」、「輸入規制の緩和・撤廃への働きかけ」などの観点から顕著な実績を挙げている農林水産物生産者、企業、団体、個人を広く発掘し、その取組内容を表彰し、取組内容を食品の輸出に関心のある方々に広く周知することにより、新たに輸出にチャレンジする方々への一助となることを目的として「輸出に取り組む優良事業者表彰」を実施します。

主催等

■主催:公益財団法人食品等流通合理化促進機構
■後援:全国商工会連合会・全国中小企業団体中央会
    日本政策金融公庫・日本農業法人協会・日本貿易振興機構(JETRO)

賞の種類

■農林水産大臣賞
■農林水産省輸出・国際局長賞

※農林水産大臣賞を受賞された取組の中から1点を農林水産祭(多角化経営部門)への出品財とします。 

-農林水産祭とは-
 農林水産祭は国民の農林水産業と食に関する認識を深め、農林水産業者の技術改善及び経営発展意欲の高揚を図るため、国民的な祭典として実施しております。(実施主体:農林水産省と公益財団法人日本農林漁業振興会の共催)
毎年、式典では、農林水産大臣をはじめ、多くの来賓の参加のもと、生産者代表と消費者代表による 収穫感謝の言葉、優秀農林水産業者の表彰等が行われます。優秀農林漁業者の表彰は、過去一年間の農林水産祭参加表彰行事(輸出に取り組む優良事業者表彰も参加行事の一つです。)において農林水産大臣賞を受賞した者の中から、7部門(農産・蚕糸、園芸、畜産、林産、水産、多角化経営、むらづくり)毎に、天皇杯、内閣総理大臣賞、日本農林漁業振興会会長賞の選賞及び女性の活躍について、内閣総理大臣賞及び日本農林漁業振興会会長賞が決定されます。
三賞受賞者は、毎年11月23日(勤労感謝の日)に開催される農林水産祭式典において、天皇杯等が授与されますが、特に天皇杯受賞者は、天皇皇后両陛下に直接業績を説明する機会が与えられます。

募集対象

表彰対象事業者は、日本の農林水産物・食品の輸出に係わる業務に携わる団体(企業、法人、任意団体等)又は個人(以下「輸出事業者」という。)とします。
具体的な品目(一例)
・肉類(牛肉、豚肉、鶏肉、その他肉類、鶏卵、牛乳及び乳製品、それぞれの加工品)
・水産物(ブリ、タイ、ホタテ貝、牡蠣、ウニ、真珠、錦鯉、その他水産物加工品・養殖品)
・野菜類(かんしょ・かんしょ加工品、椎茸、その他野菜類、野菜加工品)
・茶類・果物類(茶、茶加工品、リンゴ、ブドウ、モモ、イチゴ、カキ、柑橘、その他果物)
・米類(コメ、餅、パックご飯、米粉、米粉製品など)
・豆類(大豆、大豆加工品(豆腐、納豆等)、その他豆類)
・加工品(菓子類、清涼飲料水、カレールウ、ソース類 その他加工食品)
・酒類(日本酒、ビール、ウイスキー、焼酎、泡盛、ジン、その他酒類)
・発酵食品(味噌、醤油、ミリンなどの発酵食品)
・その他(切り花、木材(原木・合板・製材)、日本産の産品)

応募方法・応募期間

「令和6年度輸出に取り組む優良事業者表彰応募様式」に必要事項を記入し、「電子メールによる提出」または「郵送による提出」のいずれかによりお申し込みください。電子メールでの応募の場合、添付の写真、取組内容を記載した関係資料、会社等の概要パンフレットなど資料が多くなる場合はなるべく大容量ファイル転送サービスをご利用ください。電子メールでのご応募の場合は受領した旨を事務局より返信いたします。1週間以内に返信がない場合は事務局までお問い合わせください。郵送による提出の場合は、簡易書留、特定記録、宅配便等、配達されたことが証明できる方法によりお送りください。

(お送りいただいた応募に関する書類は返却いたしません。)


<送付先>  電子メールの場合

info@ofsi.or.jp

郵送の場合

〒101-0032 東京都千代田区岩本町3-4-5 第1東ビル6階

公益財団法人 食品等流通合理化促進機構 「輸出に取り組む優良事業者表彰」事務局 宛

<応募期間> 令和6年6月1日(土曜日)~7月31日(水曜日)受付終了


<応募に必要な書類>

1.令和6年度輸出に取り組む優良事業者表彰 応募申込書 (必須)
2.写真(取組内容がわかる写真) (必須)
3.取組内容を記載した関係資料 (任意)
4.会社等の概要がわかるパンフレット等 (任意)

審査

学識経験者・有識者からなる「輸出に取り組む優良事業者表彰審査委員会」を設置し、下記の「輸出に取り組む優良事業者選賞基準」により審査委員が選考を行います。なお、選考に関する経緯、経過については公表しません。
農林漁業の持続的な発展に寄与する輸出の取組を評価するため、選賞基準に以下の項目を追加しました!!

・生産活動において、環境負荷が低減する取組
・地場産品を積極的に活用して農林漁業者の所得向上に繋がっている取組
・国内の生産基盤の維持拡大に寄与している取組
・輸入から国内資源への転換の取組

<輸出に取り組む優良事業者選賞基準>

輸出規模

  • 輸出事業者における我が国の農林水産物・食品の年間輸出額、量、品目等が一定以上あるか
  • 輸出事業者による輸出が一定規模継続的に行われているか

成長性

  • 輸出事業者における輸出額、量、品目等が増加しているか
  • 輸出事業者における輸出国が増加しているか

イノベーション

  • 輸出拡大に向けて生産面・流通面等において斬新的な取組が行われているか
  • これまでに輸出できなかった国への販路を切り開いているか
  • 輸出を可能にするための商品開発・技術革新が行われているか
  • 既存流通とは異なるビジネスモデルを構築しているか

定着性

  • 輸出を継続するために継続的な販路開拓が行われているか
  • 日本の農林水産物・食品を浸透させるための工夫が行われているか
  • 他の輸出国と差別化するためのブランディングができているか

波及効果

  • 日本の農林水産物・食品の拡大に繋がる取組となっているか
  • 農林漁業者が新たに輸出に取り組めるような取組となっているか

農林漁業の持続的な発展

  • 生産活動において、環境負荷が低減する取組となっているか
  • 地域資源を活用しているか
  • 農林水産物、肥料等、輸入から国内資源への転換が行われているか

結果発表

審査結果は受賞者へ直接通知(11月上旬を予定)します。

表彰式

東京都内において、令和6年12月上旬(予定)に賞状を授与する表彰式典を実施いたします。

表彰式典に参加される方1名分の会場までの旅費は、事務局が負担いたします。(当機構旅費規程)

その他

表彰された取組は、当機構ホームページと農林水産省ホームページにおいて広く公表するとともに、農林水産省が実施等をする食品関係のセミナー・シンポジウム等で広く公開、普及いたします。なお、公表の際は受賞者の連絡先も併せて公表いたします。

審査結果発表後に重大な法令違反等が明らかになった場合は表彰を取り消す場合があります。

応募にあたり、農林水産省のGFP(農林水産物・食品輸出プロジェクト)への登録(無料)が必要となります。

右記のアドレスより登録をお願いします。 https://www.gfp1.maff.go.jp/



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